最近は出産時に性別を選択するために、産み分けにチャレンジする方が増えています。

諸外国では、男の子を希望する人、女の子を希望する人の割合はほぼ同数ですが、日本では女の子を希望する方の割合がとても高い様ですね。逆に中国では、男の子を希望する方の割合が高いようです。

この産み分けは、倫理的な問題も抱えており難しい面もあるのですが、昔から家の存続のために男の子が欲しい・男兄弟ばかりだから次は女の子が欲しいと性別選択を望む声はあったんですね。

ですが、現在技術的には99%の産み分けが可能となっているのにも関わらず、これが簡単に行われないのは性別を確実に決めてしまうのは倫理的に問題があると考えられているからです。

では、逆にどのような場合にこの高確率な産み分けは行われるのでしょうか?

遺伝性の病気の回避

この産み分けは、元々遺伝性の病気の回避目的で発達してきたという経緯があります。

人間は親から子へとさまざまな遺伝子情報が伝わっています。ここで問題なのが、病気の遺伝子までもが子に伝わってしまうことです。

色覚障害や筋委縮症・血友病といった、遺伝病と呼ばれるものがありますが、これは産まれてくる赤ちゃんの性別を選択することによって回避することができるんですね。そのため、伴性遺伝によって引き起こされるさまざまな病気を産み分けで回避するというのが産み分けの本来の目的です。

最近では、着床前診断など高確率で産み分ける方法がありますが、日本ではこの着床前診断はこういった遺伝病などの事情がある方しか受けることができなくなっています。

産み分けを希望するのはとても自然な感情ですので、否定されるものではありませんが、産まれてきた赤ちゃんは男の子、女の子どちらでも目に入れても痛くないほど可愛いものです。産み分けに固執せずに自然に出産するのも良いことだと感じます。